静岡県牧之原市細江
活動背景
令和7年9月5日、台風15号に伴い牧之原市にて竜巻が発生し、甚大な被害をもたらした。翌6日より、役員のつながりを通じて支援を求めている地域を調査した結果、屋根や窓の破損など、個人では対応できない被害が報告された。牧之原市社会福祉協議会による支援活動が本格稼働する前段階において、緊急的な支援要請を受け、当団体が出動した。
活動内容
作業対象:牧之原市細江在住、80代夫婦が暮らす住宅
被害状況
- 屋根・ガラス・倉庫・犬小屋が吹き飛ばされ、飼育中の犬が死亡
- 家具類の破損、庭木や工具の散乱
作業内容
- 瓦礫撤去
- 家具
- 倉庫
- 工具
- 庭木などの仕分け
- 運搬
調査活動
- 近隣住民への聞き込みによる被害状況の把握
- 支援を必要としている世帯のリサーチと声掛けと支援ニーズ調査
課題と気づき
- 災害発生直後、社会福祉協議会の支援体制が整う前段階において、緊急に人手が必要であることを実感。
- 災害支援活動は、迅速な現場連携と支援団体間のネットワークが不可欠である。
今後の展望
- 災害初動期に対応できる当団体のネットワークをさらに拡充する必要がある。
- 現場からの要請に対して、即応できる体制(人数確保、情報共有の仕組み)の整備を検討する。
- 政機関・社協と連携しつつ、カバーできない「すき間支援」を担えるよう活動を継続していく。

